オークション落札商品中古

名もなき日立のラジオ　KH-1521

この商品の詳細を見る

『名もなき日立のラジオ　KH-1521』はセカイモンでf1ec4200dad564から出品され、54の入札を集めて01月16日 0時 36分に、5311円で落札されました。即決価格は5311円でした。決済方法はに対応。岐阜県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

この商品をお気に入りに登録
同じ商品を出品する

日立のラジオの紹介となると何か力が入ってしまいます。同社のラジオはいかにも秀才集団が全力を挙げて作ったと言う印象があり、判官贔屓と言うか、良い物は作っているのに今一つ報われなかった印象があるためです。ネットでも名もなき日立のラジオという言い方で、そこはかとなく同社のラジオへの哀惜の念が感じられる表現があり、小生も同感で、此方でも使わせて頂きました。同社のラジオと言うと電波で片チャンネルの音を他のラジオに飛ばしてステレオが聴けるパディスコシリーズを真っ先にに思い出します。71年頃から74年位迄、初代、2000、3000と3代に渡って可成り力を入れてPRをしており、特に最後の3000はデザインも音も性能も良かった佳作でした。が、販売面では結構苦戦して居たかと思います。但し、大メーカーとしての誇りと技術力はあり、こうして７０年代前半のモデルを弄っていると同社のラジオは結構真面目に良く作られているとの思いを強くします。耐久性も良い様ですが、整備性は今一つかなあ。此方は多分７３年頃に発売された3バンドモデルで、競合はナショナルならばワールドボーイGXO、ソニーならばスカイセンサー5500辺りかと思われます。デザインは割と独自色が強いのですが、どちらかと言えばナショナル寄り。アクセサリーは豊富で、独立したエアバリコンを使った本格的なトランスミッター、マイクミキシング、チューニングメーター、可変トーンコントロール、ラウドネス等、GXOよりも多い位です。サイズもGXOと略同じですが、此方の方が少し軽い様です。一方で出力は2.7Wの様でGXOよりも0.1W大きい。但し中身のスピーカーの定格は1.5Wでした。この個体は入手時点ではACアダプターの差し込み破損、アンテナ欠品、チューニングスケールのフイルムが無いという状態でしたが、手持ちの物を組み合わせて略元の状態迄戻しました。こういう所は過去4年位の修理と部品の蓄積が役立ちます。音は可成り良く、感度も良い。SNが良いのでクッキリとした音ですが、低音は然程欲張っておらず軽い感じの音です。機能も全てOKですが、トランスミッターのみ試して居ません。電池はお付けします。カバー付き。このモデルで動作品は少ないはずで、コレクター向きでしょうね。

カテゴリー:	テレビ・オーディオ・カメラ>>>ラジオ・コンポ>>>ラジオチューナー
商品の状態:	やや傷や汚れあり
ブランド:	ヒタチ
配送料の負担:	送料込み(出品者負担)
配送の方法:	佐川急便/日本郵便
発送元の地域:	千葉県
発送までの日数:	1~2日で発送